共謀罪についての発言
私のツイッター@dosankokumichoで、発言したものです。
改憲論議がなされているときに共謀罪が定められることに大きな危惧を覚える。改憲反対の運動、またその団体を、別件で共謀罪として検挙し、また、共謀罪とされるのを恐れての自粛によって、その活動を制限することが可能となってくるからだ。改憲勢力にとって実に都合のよい法律だ。
共謀罪が定められても、しばらくはそれを理由に検挙されたりする人は出ないかもしれない(あくまで憶測だ)。しかし、共謀罪と認められることを恐れ、望む発言をせず、表現を行わず、集会を行わない、そうした自粛がなされるだろう。これこそ、まさに政府与党の思う壺だ。彼らはこれを狙っている。
共謀罪が一般人に適用されるか否かが論点となっているが、一般人に適用されないからと言って安心してはならない。その「一般人」とは、「行政に反対しない人」であり、それに反対する人は、「あいつらは、国家を脅かす者たちだ」と、共謀罪の対象者にすることは可能であろう。
共謀罪を「テロ等準備罪」の名称にして、テロ防止のため必要だと印象操作がなされている。しかし自由な言論や集会が妨げられる際に人がすることは二つ。一つは萎縮による自粛。政府与党はこれを狙っているわけだ。そしてもう一つは暴力的な訴え、つまりテロだ。結局テロを招く法律なのだ。
公明党。あなたがたは自民のアシスト役でしかない。日本と世界を壊す法律の策定を反対せず、むしろ積極的に制定に協力している。いつかこの法律により自分で自分の首を絞めることになるぞ。公明党、あなたがたのせいで日本と世界は滅びます。