逃げるは・・・
「一つの町で迫害されたときは、他の町へ逃げて行きなさい。はっきり言っておく。あなたがたがイスラエルの町を回り終わらないうちに、人の子は来る。」(マタイによる福音書10章23節)
逃げないで立ち向かっていく勇気も尊いけど・・・
逃げる決断をする勇気も尊い。
イエスの弟子たちは実際にこのイエスのことばに従い、迫害に遭ったら、他の町へ逃げていった。
きっと迫害をした者たちは、自分たちはその町で勝利したと思っただろう。
ところがどっこい、今度は逃げた町で福音宣教がさかんになって、多くの者たちがイエスを信じる者に加えられたのだった。
「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマがあったが、まさに逃げることが福音宣教に役立ったのだ。
また、イエスは、そうしているうちに、人の子は来るという。
逃げなきゃならないことがある。
私たちはそれを恥に思うかもしれない。
でもその逃げた先で、新たな道が備えられる。
そして、神の国は前進する!
「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。」(同30節)
ぼくの髪の毛は、日々、神さまにとって、数えやすくなっていることだろう。
「だから、恐れるな。」(同31節)
あーめん!