yukaina_gorilla’s diary

ごりらぼくし(大麻ルーテル教会/北見聖ペテロ・ルーテル教会)です。聖書や教会のこと、社会のこと、ペットのことなど書いていきますね。

主の顕現・主の洗礼 小黙想

アドベントより新しい聖書日課で礼拝をしているので、1月6日主の顕現、1月7日主の洗礼と、今回は2回分、メッセージを用意した。その小黙想は、以下の通り。
 
主の顕現 東方の占星術の学者たち。彼らは異邦人で占いを生業に。二重の意味でアウト。でもそんな彼らが神の救い主に出会う。全世界のどんな人でも、それゆえ、この私もイエスによって救われる。彼らを決定的に導いたのは、星ではなく、神のみことばであった。もちろん星の輝きは、イエスと出会うための手がかりとはなったが、決定的には、彼らはみことばに照らされて、ベツレヘムの幼子イエスのもとにたどり着くことができたのだ。みことばに導かれて一年を歩みたい。
 
主の洗礼 この日は「神現祭」とも呼ばれてきた。主の洗礼の出来事によって、イエスが神の御子であることが明らかにされ、また、父・子・聖霊の三位一体の神が現わされる。イエスは、他の人たちに混じり、彼らと共に洗礼を受けた。私たちから離れて上から目線ではなく、私たちのただ中で、私たちと共に生き、私たちの悲しみや苦しみ、痛みすべてを、イエスもご自分の身に引き受けられるため。さらには、私たちの罪をも、ご自分の身に引き受け、十字架と死を受け入れる決断をして、主は洗礼を受けられる。